時短やタイパ以上に大切なあなたの時間の使い方【GINGER 2023年11月号】

言葉探しの旅記録

皆さま、こんにちは。

最近読んだ雑誌の中で「確かになー!」と思った記事がありましたので、ご紹介します。

この記事は雑誌GINGER11月号に載っている12星座の占いの記事です。
私は占いページはいつもチェックしていまして、GINGERの占い結果と下の方にエッセイが載っています。

この記事には、フォーチュン・カウンセラーの上田麻結先生のエッセイと占いが載っていました。

今回のエッセイのテーマは「時短やタイパ以上に大切なあなたの時間の使い方」。

時間の使い方に常に悩む私にとってすごくタイムリーに刺さった内容でした。

こんな人に読んでほしい!!

★最近時間が足りなくて焦っている人

★なんか生きにくさを感じている人

★モヤモヤを感じている人

「時短」は正義か?

私はこの春から朝早く起きて「朝活」を始めました。

理由は最近拠点を移し、職場への通勤時間も減り、時間が増えたはずなのに、思ったより「時間がない」と感じたからです。

そんな時に以前にもご紹介した精神科医の樺沢紫苑先生の著書「神・時間術」を読んだことで、「無理して夜に起きて何か作業をするよりも、さっさと寝て朝早く起きてやったほうが生産性が上がる」ということが言われていたので実践したところすごくその成果が出ました。

「朝活」を始めてからは、頭がすっきりして生産性が上がることに喜びを感じていました。

しかしその反面、「朝活」の時間をうまく使えない時は少しストレスというか時間が足りないとイライラすることがありました。

そんなときは「なるべく時短!」、「ああ、今の作業をうまく省くことができたら」とか頭の中はとにかく「時短」のことばかり。

そうしているうちに、時間を作ることに必死になっている自分に「これは正しいことなのか?」と疑問を持つようになってしまいました。

先日読んだ本の中でも、「世の中便利になっているはずなのに、時間は減っている」と書いてあるのを読んで、「本当にそうだな〜」と思いました。

考えたら非常におかしなことですよね、、、

世の中は「時短」に溢れている

上田先生は記事の中でまず最近の世の中には「時短」を歌う商品やサービスが溢れているとおっしゃっています。

日々の買い物などもネットで便利に済ますことができてとても「便利だな」と感じている人もいるのではないでしょうか。

そんな便利なものから、YouTubeやビデオを1.5倍速で観るといったことや本をまとめ記事やまとめ動画で済ましてしまうという、私からしたら聞いたときは少しビックリした「時短」も今では普通になっていますね。

この倍速で観ることやまとめ記事なども最初はびっくりしました。

一部ではこれはどうなんだという声もありますが、私はうまく活用していくことが大事だと思います。

私の時短ツールの活用法

YouTubeなど→ラジオ系など音声だけでも問題ない動画は2倍速で観ることもある

オーディオブック→内容が頭に入れば問題ないので今では2.5倍速で聴いている

書籍や映画まとめ記事や動画→自分で読んだ後や観た後の確認作業に使用
(解釈が合っているかどうかなど)

今は昔とは比べ物にならないくらいに便利なアイテムやシステムがたくさんあります。

「時短アイテム」も増えていて間違いなく「時間」をたくさんもらえているはずなのにどうして私たちには「時間」がないのでしょうか。
そしてどうしてこんなにも気持ちに余裕がないのでしょうか。

それは「時短」や「時短アイテム」というあくまでも生きていく上でのツールに焦点が当たってしまっているためだと思います。
何度も言いますが、大事なのは”うまく活用すること”だと思います。

今回心に刺さった言葉

上田先生の記事の中で心に刺さって言葉がありましたのでご紹介しますね。

効率化されてサクサク進む時間には、心に刺さる体験や魂を揺さぶる響きは生まれにくいもの。想いや感情や温かさを実感するためにはまさに「時間」が不可欠であり、一見無駄に思われる時間こそが記憶の宝物になる可能性があります

GINEGER2023年11月号 153ページ

「時短」を意識しすぎるのは良くない

私が今回この記事を読んで一番感じたことは「時短のことを考え過ぎると生きにくくなる」ということです。

実際最近の私がそうなっていた部分がありました。

そんな中この記事を読んで自由に生きるための時間との向き合い方についてのヒントをもらいました。

自由に生きるための時間との向き合い方

★「時短するべきところ」と「時間をかけたいところ」を自分の中できちんと決めて置くこと

★ 気持ちがソワソワしたら少し時間がかかったとしても1度立ち止まる

「時短するべきところ」と「時間をかけたいところ」を自分の中できちんと決めておくこと

私は「自由に生きるため」には“時短“と“タイパ“が絶対だと思っていました。

上田先生もおっしゃっていましたが、ビジネスの場などではどんどん効率化を図って利益を追求するのは基本だとは書かれていて、私もそう思います。

しかし、それをプライベートな自分の時間にまでもすべて当てはめるのは少し違うのかなと思いました。

当然ですが、人それぞれ「時間をかけたいところ」って違うんですよね。

当たり前なんですけど、この記事の中の上田先生の言葉によってそれを改めて気付かされました。

自分からしたら「そこに時間かけるの?」という部分でも相手からしたら「たっぷり時間をかけてあげることが大切」だと思っているかもしれないということです。
意外とこれ、理解しようとしている人は少ないのではないでしょうか。

これは相手だけではなく自分自身にも言えることです。

自分にとって「ここは時間をかけてやりたいんだ」ということを全て無視して行動することは生きにくさを感じることにつながります。

相手のことも自分のことも理解する気持ちをもって生きていくことが軽やかに、そして自由に生きるコツなのかもしれませんね。

気持ちがソワソワしたら少し時間がかかったとしても1度立ち止まる

時間がないと嘆く私たちの心理としては、「時間」を欲しがっているとも言えます。

そもそも、「時間」を欲しがっているということは「時短」をしてでも時間をかけたい何かがあるということ。

そしてそれは上田先生もおっしゃっていたような「想いや感情や温かさ」が伴ってくることが多いのではないでしょうか。

自由に生きるには心に刺さる経験はたくさんした方がいいと思います。

そのような経験は生きていく上でのモチベーションになるものです。
モヤモヤしたり、焦ったりしたときは1度立ち止まってみて、「想いや感情や温かさ」に対して時間をかけてみるのも必要なことなのだと思いました。

最近時間をうまく使えていないことについて少し憂鬱な気持ちを抱いていた私にとって「時短だけが人生の全てではない」と言ってくれているようで、自分の時間との向き合い方を見直しました。

時間についての悩みは皆さま少なからずお持ちだと思います。
人ぞれぞれ悩み方も違うとは思いますが、それぞれに最適なやり方で人生を自由に楽しみたいですね。

私もまだまだ試行錯誤中です。

また参考になりそうなものがありましたら、記事にしたいと思います。

それでは、今日も頑張っていきましょう。

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