人に期待するということ〜ドラマ 刑事7人より〜

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皆さま、おはようございます。

本日は、久しぶりに言葉探しの旅記録です。

先日、溜まっていたドラマをゆっくり観る時間が取れました。

7月期のドラマで私がお気に入りなのはテレビ朝日で毎週水曜日9時放送中の東山紀之さん主演の『刑事7人』です。

このシリーズは毎回観てまして、私にとっては毎年夏の風物詩のようなドラマです。

今回は2022年8月17日の第6話より旅の記録を記したいと思います。

刑事7人とは?

ここでドラマのことについて軽く紹介させていただきます。

主演の東山紀之さん演じる主人公の天樹悠を中心とした凶悪犯罪を迅速に解決するために発足された組織である専従捜査班の刑事たちを描いた作品。

基本的に毎週1話完結で、メンバーも変更はありつつも、ある程度固定化されたおなじみのメンバーという感じのドラマです。

今回でシーズン8に突入となり、今シーズンから新しくジャニーズWESTの小瀧望さん演じる東大卒のエリート新人の坂下路敏が仲間入りしました。

主な登場人物

天樹悠(演:東山紀之)

海老沢芳樹(演:田辺誠一)

青山新(演:塚本高史)

野々村拓海(演:白洲迅)

坂下路敏(演:小瀧望)

片桐正敏(演:吉田鋼太郎)

堂本俊太郎(演:北大路欣也)

ドラマの場面の説明

ドラマの場面を公式サイトを参考にざっくり説明します。

新メンバーの坂下路敏が以前逮捕した人物にアリバイがあることが判明し、警視庁・首席監察官室に呼び出されていた上司の片桐正敏。

事件の背景を探ろうと現場に出向き、過去のある資料の開示などを求めにいくが空振りに終わってしまう。

そこで、片桐は天樹に再調査を命じる。しかし、そのことが自信の捜査に不備があったことへの、片桐からの回りくどいメッセージと捉えた路敏は感情が爆発。その場を立ち去ってしまう。

そして、落ち込んだ路敏を見つけた先輩メンバーの青山がコーヒーを渡しつつ、路敏の話を聞いてあげる、、、

というシーンです。

出会った言葉

上記のシーンでショックを受ける路敏くんに先輩刑事青山が言った言葉です。

「路敏ってさ、人にすげー期待してんだな。意外とロマンチストじゃん。期待するってことは別に悪いことじゃない。けど、ダメだった時疲れねーか?ほら、他人って色々じゃん。(省略)人に期待するってことは、捉え方によっちゃ人に甘えてるってことになる」

             (刑事7人 2022年8月17日放送分より)

人に期待するということを考える

なかなか深いですよね。この言葉。私も普段から人には“無意識に“期待している部分があるなぁと思います。

そう、これって“無意識に“なんですよね。この場面の路敏くんもそうなんですよ。全く意識はしていない。

周りから言われて、「あ、そうなんだ。自分は人に期待していたんだ」と初めて気づくんですね。

私もよく納得いかないことやものに対してよく「普通は〇〇だよね?」とか「私だったら〇〇するけど、どうなんだろう?」とか思ってしまったり。

でもこれって、完全に個人の主観ですし、ある意味独りよがりだったりするんですよね。

青山刑事もセリフの中で言ってますが、本当に“他人って色々“なんです。

特に最近の世の中はすごく多様に色々認められる場面も増えましたよね。
だから、人と話す上でも「普通は〜」とか「私だったら〜」とかはあまり使わないようにはしています(それでも咄嗟に出てしまうこともあり反省します、、、)。

最近は自分よりも年下の方と仕事上でも、プライベートの場面(買い物した先のお店の人とか)でも関わる場面が前よりは増えてきました。

そういう場面でも、やはり無意識に期待してしまっている場面もありますね。
「その考え方普通はしないよ」とか「私だったらこういう言い方はしないな」とか。

でも、考えたらその人と私は全く同じ人生を送ってきたわけではないんです。
なんだったら、全く違うかもしれない。

なのに、その人に自分の普通を押し付けるのはかなり無理があるなと反省しました。

自分の“普通“や“当たり前“に完全に共感してくれる人ならいいかもしれませんが、そんな人が現れる確率はどのくらいなのでしょうか?

そんなあまり高くはない確率を待っているよりは、「この人はこういう人なんだな、まぁ仕方がない」と割り切った方が人生少しは楽しく生きれるのかなぁと思うようになりました。

人生の時間は限られていますからね!

そして、青山刑事が最後に言っている「人に期待するということは人に甘えるという捉え方もできる」というこの言葉もグサッときました。

人に期待して「普通は〜」とか言っている時点で、その物事に対して相手の様子や言動が軸になってしまっていて、自分自身は考えているようで実は考えていないんですよね。

相手に寄りかかっているという感じでしょうか。考えることを放棄しているとみなされても仕方がないんだなとも思いました。

とまぁ色々書いてしまいましたが、ゆったりドラマを観ていたのですがこの場面はすごく前のめりになってみていた自分がいまして、皆さまの中にもこのセリフ結構刺さる人もいるのではないかなと思いまして、今回記事にしてみました!

刑事7人は結構人間模様が細かく描かれていて、グサッとくるセリフが多いドラマです。

そしてこの場面で思ったのが、青山刑事みたいな先輩が集団の中に1人いてくれると助かるよな〜ということです(笑)

後輩への寄り添い方が絶妙にいいですよね。
こういう気配りを自分よりも下の人にさりげなくできる大人になりたいです。

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らふ/laugh

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