みなさん、おはようございます。
言葉探しの旅記録です。今回は読んだ本からの紹介です。
出会った本は、東野圭吾さんの新刊の「マスカレード・ゲーム」です。
4月20日に発売になったもので、発売してすぐに購入して読了したのですが、この度もう一度読み直しました。
毎回そうなのですが、読んでいる時は本当にグイグイ進んでいったというか、、、さすが東野圭吾!!って感じでした。
私は、本を買っても割と積読してしまうタイプなのですが、マスカレードシリーズは好きなシリーズだったので、新刊はすぐに読みたいと思い積読することなく読みました。
マスカレードシリーズは全作読破してまして、ホテルが舞台のこのシリーズは東野圭吾作品の中でも大好きなんです。個人的に自分が高級ホテルに泊まったという幸せな気分にさせてくれるんですよね。ちょっとした旅行に出かけた気分になります。特に今はコロナ禍で中々旅行にも行けない、、、
このマスカレードシリーズは映画化もされいて、それはもう映像がとても綺麗でキャストもとても良くて大好きなのですが、文章だけでも十分お家の中で旅行気分が味わえました。
今回4作目のこの作品を先に記事に出しましたが、後々3作も読み直してアップできればと思っています!!
今回の記事は、ネタバレはないように書きました。
しかし、物語の中のセリフなどの記載がありますので、まだ読んでなくて「一切の情報も知りたくない!!」という方はこの先には進まず、ぜひ読了して楽しんでから読みに来ていただけたらと思います!!お待ちしています。
まず、読後すぐの感想ですが、、、
また、裏切られた。そっちかー!!って感じですかね。
自分のポンコツ探偵ぶりが今回も健在という感じですね(笑)
色々登場人物を整理して推理するんですけどね。全然違うー!!ってなりました。
それでは、旅の記録を記したいと思います。
あらすじ
まず、「マスカレード・ゲーム」のあらすじはこちらです。
解決の糸口すらつかめない3つの殺人事件。
共通点はその殺害方法と、被害者はみな過去に人を死なせた者であることだった。
捜査を進めると、その被害者たちを憎む過去の事件における遺族らが、ホテル・コルテシア東京に宿泊することが判明。
警部となった新田浩介は、複雑な思いを抱えながら再び潜入捜査を開始する――。
累計495万部突破シリーズ、総決算!(Amazonの商品ページより)
マスカレード・ゲームで出会った言葉たち
出会った言葉①
“憎しみなんてね、人生にとっての何の足しにもならない。ただの重たい荷物。“
「マスカレード・ゲーム」p.221,ℓ7
出会った言葉②
“誰かを憎み続けるって、エネルギーのいることなんです。そのくせ、そこから新しいものは何も生まれないし、自分を幸せにしてくれるわけでもない。“
「マスカレード・ゲーム」p.357,ℓ2〜3
人間生きていく中で色々と“怒る“ことはありますよね。
私も大人というものを今現在経験してまして、子供の頃とは違うタイプの“怒り“を日々感じることがあります。子供の頃の怒りは何ていうか、「重いな」って感じることはあまりなかったと思います。
おそらくそこまで深くも考えていなかったというのが理由だとは思うのですが、、、。
でも大人になっての“怒る“や“憎む“という感情について「重い」と感じるのは何となくわかるんです。その感情に集中しているだけで、憂鬱だし、しんどい。
そして、この言葉の通り「何の足しにもならない」んですよね。
確かに人生においての経験にはなるかもしれないけど、体には決して良くないですね。
現代は、テクノロジーが発達したことによって情報が入りやすくなり、自分が意図していなくても、世の中の”怒り”に触れやすくなっているなと思います。
触れなかったら自分の中に”怒り”という感情が湧かなかったのになぁということって多くなっているのではないでしょうか。
日々を気持ちよく過ごすにはそのようなものに触れない工夫をしていく必要がありそうです。
私が最近やっているのは”ネットニュースを必要以上に見ないこと”です。
また、別の記事で紹介しますが、「ニュース・ダイエット」です。
まだやり始めたばかりですが、少しずつですが楽にはなっているような気がします。まだ実験中なので、またご報告しますね。
そして、最近のは私は、疲れすぎていたらムッとしたエピソードを語ることすらできなくなるという状態に陥っています(笑)
語る”エネルギー”が残っていないという感じです、、、
いいんだか、悪いんだか、、、。
ただ、それでスーッと自然に消化すれば一番いいのかもしれませんね。
”寝たら、怒りが収まっている”といういい感じの人を目指していきましょうか。
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