皆さま、こんばんは。
先日ので久しぶりに映画を観ました♫
その映画は木村拓哉さん主演の「HERO(2015)」です。
フジテレビ系列で放送されていたTVドラマの劇場版の第2弾です。
今までも何回か観たことがあるのですが、今回久しぶりにゆっくり観る時間が取れました。
観ているうちに、今のこの時代だから刺さるセリフがあったので皆さまと共有できたらなと思い記事を書きました。
ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。
なお、ネタバレも含んでいますのでまだ観ていない方はご注意ください!!
〜映画のあらすじ〜
ネウストリア公国大使館の裏通りで、女性が車にはねられ死んだ。事件を調べる検事・久利生公平(木村拓哉)と事務官・麻木千佳(北川景子)の前に、大阪で検事として活躍する雨宮舞子(松たか子)が現れた。これは単なる交通事故ではないと感じた久利生と雨宮は合同捜査を開始。しかし日本の司法が及ばない大使館は、久利生のアプローチにまったく応じない。さらに事態を重く見た外務省欧州局長・松葉圭介(佐藤浩市)からの圧力もかかり、捜査は暗礁に乗り上げてしまう…。果たして、久利生は「大使館の壁」の向こう側にある“真実”に辿り着くことができるのか―。
(フジテレビ 公式H Pより)
〜紹介する言葉〜
“俺だって同じ人間だから都合よく分かり合えるなんて思ってないです。そんなの難しいに決まってます。でもいいんですよ。嘘つかれたって、騙されたっていんです。結局分かり合えなかった。それでもいいんです。俺はちゃんと会ってしっかり目見て話したいんです。そっからじゃないですかね。何かが始まるのは“
映画「HERO(2015)」より
★この場面の説明★
チームで操作を進めてようやく真相に辿り着いた城西支部のメンバー。
しかし、久利生(木村拓哉)と雨宮(松たか子)がネウストリア大使館に潜り込み、捜査をしていたことがバレて、城西支部刑事部部長検事の川尻 健三郎(松重豊)は外務省の欧州局長である松葉 圭介(佐藤浩一)に呼び出しを喰らってしまう。
そこで久利生は直接松葉に話を聞いてもらおうと向かう。その場にはついてきた城西支部のメンバーもいた。
城西支部のメンバーは調べてたどり着いた真相を松葉に伝えるというシーン。
♫らふ‘s opinion♫
最近はコロナ禍の時のような渡航制限が解かれて、外国の方が日本に来たり、逆に日本人が外国に行けるようにもなりました。
この場面では、城西支部のメンバーが真相を伝えに日本の外務省の人間に対してのシーンですが、事務的に接している外務省の人間よりも「気持ち」で接していた久利生たちの方がその国のことを理解しているということが見えるシーンでした。
コロナ禍が落ち着いてきて、対面でのコミュニケーションが少しずつできるようになり、改めて対面のコミュニケーションの大切さを感じた人も多いのではないでしょうか。
この場面で久利生検事は「ちゃんと会って目を見て話したい」と言っています。
そして、「実際に体験すること」の大切さも感じられます。
テレビで観た外国人観光客の反応
最近テレビを見ていたら、連日の“日本の暑さ“に嘆く映像の中に、訪日した外国人の方が日本の夏についてお話しされているのが放送されました。
彼らは「もう2度と日本に夏には来ないよ」と苦笑いでおっしゃってました。
私たちもそうですが、こんなに「暑い」とは思わなかったのでしょう。
これもやはり、実際に体験しないとここまで言わないよな〜と思ったんです。
ただ、せっかくコロナ以前の活気に戻ったので経済回復のためにもこの暑さに懲りずに日本に遊びにきてほしいものですね(汗)
コロナ禍によって世界は分断された
今世界が混沌としていて、落ち着かないですよね。
ニュースをなるべく必要以上に見ないようにしている私ですが、それでも何かしら毎日嫌なニュースが目に入ってきて「嫌だな〜」って思うんですけど、これってコロナで世界全体が一旦封鎖されてしまって物理的に「分断」されてしまったこともあるのかなと思いました。
話し合うべき相手と「ちゃんと目を見て話す」という機会が圧倒的に減ってしまった。
画面越しでしか、相手を見極められなくなってしまった。
これからはこの封鎖されてしまっていた期間に失いかけてしまっていたお互いへの“信頼“を少しずつ取り戻すことをしていくことが大切ですね。
リモートはあくまで“ツール“
コロナで「リモート」で仕事ができるようになり、非対面でも色々なことができるようになりました。
私は、これは私たちの可能性を大いに広げたことになったとは思いますし、このシステムがもっと整備されていけばいいなと強く思います。
ただし、今回一つ感じたことは「リモートはあくまでツールである」ということでした。
つまり何でもかんでもリモートでするのが良いというのは違うなと思いました。
今回は映画の世界の話にはなってしまいますが、リモートでいいものと本当に会って話さなければいけないことの区別をきちんとつけるべきだと思いました。
それがきちんとできる世の中になれば、もっと働き方だったり、生き方が豊かになるのではないでしょうか。
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