アガサ・クリスティ研究について

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こちらのブログではほぼ私の趣味のカテゴリであるアガサ・クリスティーの研究についても記事を載せたいと思っています。

これは完全に私の趣味ですので、お付き合いいただける方はぜひ覗いてみていいただければ幸いです。

アガサ・クリスティーに出会ったことは私の人生で大きな出来事です。

それでは、アガサ・クリスティーの研究の記事についての紹介をさせていただきたいと思います。

私とアガサ・クリスティーの出会い

私がアガサ・クリスティ作品に最初に触れたのは、小学校の頃でした。

当時祖父が、小学生ながら「火曜サスペンス」などの渋いドラマを観ていた私にNHKで放送されていた「アガサ・クリスティーの名探偵ポワロとマープル」というアニメ作品を紹介してくれました。

このアニメはアガサ・クリスティーに登場する2人の名探偵エルキュール・ポワロとジェーン・マープルのそれぞれのシリーズからピック・アップされたものを全39話で放送されたものです。

当時はVHSの時代でした。祖父からもらったそのビデオテープを私は何回も観ていました。1回30分で長いストーリーだと最大4回に分けて放送されていました。

子供だった私でもストーリーがわかりやすく、スイスイ内容が入っていきたのが印象的でした。だからこそ、もっと他の作品も読みたいと思うようになったのかなと思います。

このアニメを観てから、児童文庫から出ている他の作品を何作か読みました(ハヤカワ文庫の存在も知っていましたが、当時の私には難しく思い、読んでいませんでした)。

大学での研究

それから、だんだん年齢を重ねるにつれてハヤカワ文庫から出版されている本もちょこちょこ読んでいたり、たまに日本のテレビドラマでリメイクされたものなどを観たりなど、クリスティ作品には触れていました。

しかし、他のミステリ作品も覚えてきたりして、なんとなくクリスティ作品とは距離を置いてしまっていました。

しかし、大学に入学して4年生のゼミでのこと。そろそろ卒業論文のテーマを決めなければなりませんでした。私は文学部でマスコミ関係の勉強をしていたので、周りの友達はドキュメンタリー作品を作ったり、取材をして論文をまとめたりということをしていましたが、私はなんとなく一つのテーマを深掘りした論文を書きたいなと思っていました。

どうしようか、、、と思っていたときに自分が何に興味があるのかということを振り返って見ました。

そして、自分はアガサ・クリスティーの作品が好きで特にその作品中に描かれる人間関係の様子が面白いなと思っていたということに辿り着きました。

これだ!!と思い、卒業論文のテーマをアガサ・クリスティーの作品の人間関係について深く掘り下げて論文を書こうと思いました。

なんとか論文は書き上げて、卒業まではできました。しかし、自分の中できちんと研究したという達成感が全く得られませんでした。研究として取り上げた作品数は少なかったですし、何しろ作品が多いのでまだまだ読み切れておらず中途半端な結果しか導けず、後悔していました。

社会人になってからの研究

ゼミの先生からは「卒業した後も研究を続けてくださいね」と言っていただきましたが、社会人になってからは作品をちょこちょこ合間に読む程度。
また、アガサ・クリスティーのことを研究している関連本を見つけては読むということもしてはいましたが、ただ読んで「面白かったなー」で終わってました。

そして、作品を読むにしても、何か課題があるわけでもないので優先順位的に低くなってしまったりと「読みたいけど、読めない」という状況にもなっていて、自分的にとてもモヤモヤしていました。

何か研究できる環境はないかなと思っていました。

そしてこの度ブログを始めるにあたって、思い切ってこのブログ内で研究を載せてみよう!!と思い、このカテゴリを入れてみました。

人間関係の描き方

大学で研究したのは主にクリスティ作品の中に描かれている「人間模様」です。

小学生の頃にアニメで観た時にも思っていたのですが、人間の本質的な部分というか「表ではこんな風に振る舞っているけど裏では実はとんでもないやつだった」みたいのって別に現代だけじゃなくて昔から普通にあるんだなと。

子供ながらにそう思ったのを覚えています。

私は、時代が進みテクノロジーなども進んでいく中で、人の感情の複雑さというか悪意みたいなことも進化していくものなのかなと勝手に思っていた部分があったんです。

しかし、クリスティの作品に触れてからはそうではないと思うようになりました。

今も昔も“ひどいやつはひどい“ということですね(笑)

そんな人間たちの様子をクリスティはポワロやマープルを通して描いていました。
正直このキャラクターたちは私は絶対に必要だったと思っています。そうでなきゃあまりにも人間模様が生々しく描かれているお話もあり、読者はショックを受けてしまうような気がするんですよ。
ある意味クッションの役割を果たしてくれているなと思います。

そんな、リアルな人間模様が描かれているクリスティ作品をこれから深掘りして、その世界に浸っていきたいと思います。

記事の書き方について(ネタバレ事情)

普段投稿している言葉探しの旅記録の記事は基本的にあまりネタバレはしないようにしているのですが、この記事は作品を深掘りしようということでがっつりネタバレありで書いていこうと思っています。

ですので、内容を知りたくない、ネタバレは嫌だと感じている方は読むのはご遠慮いただけたらと思います(もちろん、ご自身も作品を読んでからちょっと覗いてみようかなと思っていただき、戻っていただけたら嬉しいです)。

また、読む順番なども特に決めておらず刊行時期もバラバラに投稿することになるかと思いますのでご了承ください。

以上、かなりマニアックなページになりますが、興味を抱いていただいた方はお気軽に覗いていただければ幸いです。

本当に飲み物片手にかる〜く読んでください。

よろしくお願いいたします。

この記事を書いた人
らふ/laugh

何かを作る人たちを応援するメディアです。
ブログ名の由来は、
クリエイターが「巣」にいるように安心して創作できる場
という意味を込めました♪
つくること=”好き”を生み出すことだと考えています。

”好き”を生み出して人生を彩ってみませんか?

推しミステリー作家:アガサ・クリスティー

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